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2007年12月 アーカイブ

2007年12月17日

博物学の作業

難しいですね。
このようなことたくさん問題にでるからしっかり勉強しておかないと。

博物学の作業としては、自然物の採集とその同定が最初になる。しかしそれと同じくらい、博物学者たちはその分類に情熱を傾けた。採集と分類は科学としての博物学を支える両輪であった。

素朴な分類法はすでに編み出されていた。たとえば動物を「有用な動物?家畜」と「それ以外の動物?獣」に分類する方法など。しかし、これらの分類は人間の都合や、見た目によるものが多く、科学的な分類法としては採用することができなかった。

自然界にある多種多様のものを分類するために、さまざまな分類法が編み出された。たとえば、人間?高等動物?下等動物?植物?鉱物?火や空気という順に並んでいる「存在の階梯」という分類体系がある。これ以外にも、二分法による体系。三分法による体系など、さまざまな思弁的な分類法が考案された。これらについては荒俣宏著『目玉と脳の大冒険』に詳しい。

一方、生物の分類についてはリンネが形式的には二名法による学名を考案し、分類の基準としては類縁性を元にした自然分類の観点を持ち込んだ。これによって、その後生物における分類学が大きく進んだ。

その後、19世紀後期にダーウィンが『種の起源』を著して進化論を唱える。学会に進化論が認知されるまでにもだいぶ時間がかかったが、やがてそれは科学的な事実として受け入れられるようになった。進化論は必然的に、系統分類(もしくは分岐分類)の分類法を要請する。つまり、類縁性は進化的な近縁性に置き換えられた。生物においては、それ以外の分類法は捨て去られるか、あるいは系統分類に統合されることとなった。

また、非生物の分野でも、分類法の革新があった。元素の発見、化合物の研究が進み、メンデレーエフの周期律表に代表されるように化学的知識が整理されてくると、鉱物を化学物質として研究することが可能になった。

20世紀の科学では、生物には系統分類もしくは分岐分類、鉱物には化学的組成による分類、岩石には組成・成因による分類が適用されるようになる。一般化・体系化が科学的方法論の本流であり、博物学が旨とする収集・記述は傍流であるとみなされるようになってきたのである。これにより博物学はその使命を終えた。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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